白髪のヘアケアをするためのポイント

白髪は絶対に抜いてはいけない

白髪を発見したら、あなたは抜いてしまうことが多いのではありませんか。白髪は絶対抜いてはいけないのです。髪は,限りある資調であり、白髪が出始めた人にとってはなおさらです。

また、自然に脱落する毛は、毛周期で、その時期に来ているので、脱け落ちても毛乳頭にショックを与えることはありませんが、無理に引き抜いた場合には毛乳頭は破滅的なショックに陥ります。

いま見えている髪の毛の下には、次なる毛が伸び出ょうと準備をしているのに、それにまで影響を与えてしまいます。昔の人は「白髪は抜くとふえるから抜いてはいけない」と言いましたが、これは科学的根拠のないことです。しかし、白髪を抜くな、という先人の戒めは、評価してよいと思います。もしどうしても気になったら根元のほうで切っておいてください。

メラニン色素は、ただ髪の毛を着色してくれているだけではありません。頭髪や頭皮を、過剰な紫外線から守ってくれています。

これは、メラニン色素に紫外線を吸収する力があるからです。白髪になってしまった人は、メラニン色素の防御がなくなるわけですから、紫外線にもろにさらされるようになります。このため髪の細胞がどんどん弱ってきます。

白くなったうえに、コシの弱い、弾力性のない髪になってしまうのですから、まさに泣きつ面に蜂、白くならない前に予を打つことが必要とされるわけです。白髪の予防には、中国では黒い物がいいと言われてきました。黒い物というと、ヒジキとかコンブとかの海藻のたぐいをすぐ思い浮かべます。もちろんこうしたものも大事です、が、白く精製されていないものがよいのです。

お米なら匝芽米、お茶なら黒茶、パンなら黒パンのようなものです。白髪予防の食事については、のちにくわしくふれますが、いずれも現代人が口にしなくなりつつあるものばかり。

白髪がふえるのも無理はないという気がするのです。白髪が気になり出したあなたは、きょうすぐからでも食事の内容をふり返ってみて、できるものからでも、髪によいものにかえていってください。

髪を悪くする女性の生活

髪は女性の命’などと言われ、髪のたいせつきを認識していない女性はいないはずですが、その生活を見ますとまちがいだらけというか、めちゃめちゃと言ってよいほどです。まず、体重を減らすための無理なダイエットや朝食抜き。,サラダ信仰’をはじめとするまちがった食生活があげられます。

血液を薄めるカレーライスやコーヒー、香辛料、スパイスのたぐい、ケーキやチョコレートなどの甘い物は、皮肉なことに女性の大好物。食生活に関連して、女性に多い便秘や貧血も髪の健康の大敵です。

冷え症も女性に多い訴えですが、冷え症があると体温の低い状態がつづき、末梢血液から髪がつくられなくなります。

睡眠不足や過労はもちろんよくありません。寝不足や過労がつづくとお化粧がまったくのらないほど肌がガサガサになりますが、髪も同じことで、寝不足や過労によって弾力性を失い、抜け毛、枝毛、切れ毛、白髪のできやすい状態になります。

トリートメントの徹底した白髪染め

私がカラーリングとパーマを勉強していました。美容学校に2年通って国家資格を受けた後に美容師になりますが、当時は美容学校1年、その後は現場でインターンとして1年の経験後、国家試験を受け、晴れて合格したら美容師になるという流れでした。高校は約9割、か大学に進学するという進学校でした。

美容学校でも行こうという程度で進路を決めました。入学式ですごいところに来てしまったと思いました。化粧もパッチリで、ここはヤンキーの集会かと思ったほどです。田舎から出てきた私は目がパチクリ状態でした。

ちょうど美容師、か増えはじめた頃で、当時の専門学校に男性が1割くらいいました。クラスはAiFとあって、私のクラスは初名程度。途中でやめていく人もl割くらいいたでしょうか。私だけ皆勤賞で「毎日学校に来るほうがおかしい」と言われていました。

それほど美容師への憧れがあったわけでもない私は、親がたいへんな思いをして進学させてもらったという意識が強かったと思います。休み時間などに本を読んでいると、まわりから「変わった奴」と思われていました。当時の美容技術といえば、国家試験用の技術をメインに、パーマ、カット、カラlリング、着付け、フェイシャルなどを1年間で少しずつ習います。

カットの授業も少なく、カラーリングは薬剤の塗り方は教えてもらいましたが、深い内容ではありません。9教科の学科の中には医療従事者たちが学ぶ基礎学問も含まれています。

朝から晩までシャンプーの連続で、終わったあとは、先輩相手に勉強会をします。

冬場は手荒れがひどいので、夜はクリームなどをつけて手袋をして休んでいました。当時は「朝から晩まで水に浸かっているのだから、こんなになるのは当然」と思っていました。シャンプーの手荒れで、美容師をやめていった人もいます。

それ以上に私が苦痛だったことは、お客様と会話をすることでした。何か話さなくてはと思うと、苦痛で苦痛で、一度はやめようと思ったことがあります。雑誌に出ていた家具職人に応募したことがありますが、けっきょく結びつきませんでした。まるで対人恐怖症のように、人と話すことが非常に苦手でした。オーナーにそのことを相談すると、同じ屈の先輩の話をして「彼を見てごらん。

しゃぺらなくても仕事ができているよ」と言われました。その先輩は話すことは苦手でしたが、仕事がていねいでお客様からは信頼を得ていました。天気の話から会話をはじめることすら嫌だったのですが、それからは「伝えなくてはいけないことを話せばいいんだ」と思うようになりました。

私の場合、頭で納得しないと話せないのです。当時の美容業界は、レザーカットからハサミによるカットブローへの移行期でしたので、私は両方を経験することができました。

白金の美容室に2年ほど在籍し、同じオーナーが経営している東京・下北沢の美容室に移って3年ほど働きました。その後、長崎市の美容室で働いていましたが、1982年夏に長崎大水害が起き、復興までにはかなりの時聞がかかると思い、東京に戻って目黒の美容室で2年間働くことになります。

仕事のやり方の違いを徐々に感じはじめ、独立を決め、親に資金を借りて、南青山3丁目のマンションのl室(10坪+6畳)の美容室をオープンさせました。1984年のことで、男性美容師が世に出はじめた頃でした。自分l人でスタートし、その後、314人の美容師と一緒にやっていきました。その後、北青山にある日坪ほどの庖へ転居しました。その頃はまだカット、パーマ、カラlリングをやっていました。

白髪を染めるシャンプーとトリートメント

体の症状が消えると髪もよくなる

食生活の正しいあり方は第4章をお読みください。また、血の段階の献立表も参考になさってください。七大特効食の中で特におすすめしたいのは、名門秘茶、セレンイースト、ワインオイルの三つ。さらにスピルリナも飲んでいただければ最高です。

次に外から治していく方法としては、シャンプーを四ページのようにすること、へアパックを必ず行うこと。そして漢方針刺激とブラッシングをせっせとやってください。

以上のほか、精神的な悩みのある人は太極棒も加えるといいでしょう。そのうちに体の自覚症状がだんだんとれていって、また気がつかないうちに、髪がいつの間にかふえできたり、黒くなってきたりします。これはあなたの栄養状態がよくなってきたからで、第2章にあるように毛髪分析をしてみれば、以前との差は一目瞭然のはずです。

目立ってきた白髪への対処法

白髪のメカニズムは?分け目にチラホラあるだけだと思っていたら、こめかみのあたりにごっそりと白髪のかたまりを見つけて、ショックを受けたことのある人もいるのでは?

白髪、ができるメカニズムは、はっきりと解明されていません。確かなのは、髪を黒くするメラニン色素を作るメラノサイトという細胞の働きが低下することだけ。原因として、遺伝、加齢、日焼け、頭皮の乾燥や血行不良、ストレス、食品添加物などがよく挙げられていますが、詳しいことはわかっていないのです。自分でできること原因がわかっていないということは、はっきりした対処法がないということ。とはいえ、生活習慣の乱れが関係するとされているので、次に挙げる、今すぐ実践できることから取り組んでいきましょう。

●頭皮の血行促進のためのマッサージ(マッサージのときに、資生堂から発売された、リナセントヘッドスキンケアセラムを使うのもおすすめ。業界初の白髪改善&予防美容液。メラニン色素を活性化させる遺伝子に働きかける彊芝などが配合)。

●栄養バランスのとれた食事。
●ストレスをためない。

自分でできる白髪ケアの代表は毛穴からは、数本の髪の毛が生えています。たいてい白髪のほかにも同じ毛穴に黒「白髪を抜かない」ということ。-つのい毛も生えているはずなのです。しかし、白髪を抜いてしまうと、毛根が傷み、同じ毛穴に生えている黒い髪の毛のです。

1、2本だけひょろつと白髪、が飛び出ていて、どうしても気になるときまで抜けてしまいます。結果、その毛穴からは白髪しか生えてこなくなってしまうーまハサミでカットを。

また伸びできたらツンツンと短い白髪が生えてきて目立つ、というリスクはありますが、白髪が増えるよりはいいでしょう。また、白髪の染め方について、知っておいてほしいこともあります。まず気になるのが、白髪染めとへアカラーの違い。

どちらも、メラニン色素を脱色して色を入れていくという点では一緒。白髪があるとはいえ、黒髪のほうが多い人がほとんどなので、均一に染めるには脱色が必要なのです。

異なるのは、染料の種類。白髪染めは白髪、がきれいに染まる色味、へアカラーは黒髪がきれいに染まる色味を使っています。自髪の人がへアカラーを使うと、白髪が染まらなかったり、不自然な色昧になることがあるので、要注意です。次は、高価なサロンでの白髪染めと、手軽に買えるホームカラーとの違いについて。

脱色力の強さ、ツヤ感、色のバリエーションの多さで、サロンの白髪染めに軍配があがります。プロの美容師が扱う白髪染めのほうが、脱色力が強く、ツヤや色がむらなくキレイに出るのです。ホームカラーは、どうしてもサロンケアに比べて髪、が傷みがち。

たとえば、泡タイプの場合、キューティクルが聞いている髪をクシャクシャにして抱をもみこむので、髪におかしなクセがつきやすく、ツヤを失ってしまうこともコームでカラー剤を髪に伸ばしていくタイプも市販されていますが、キューティクルを傷つけないコーミングはプロでないと難しいもの。

部分染めなら問題ありませんが、全体染めはできることならサロンでしてもらったほうが無難です。それでもホームカラーを使いたい、という人は、ホームカラーの種類と髪を傷めない使い方のコツを紹介するので、ぜひ参考にしてください。

★2剤混合タイプ

1剤と2剤を混、ぜて発色させ、髪の内部に浸透して染め上げる、昔ながらのオーソドックスなタイプ。しっかり染めたいタイプの人向き。全体染めにも、部分染めにも、使えます。

おすすめは、保存しておけるチューブタイプ。室温が低いと染まりにくいので、部屋を却℃以上にキープして。染まりにくいからと、説明書に書かれた時間以上においてしまうと、大きなJダメージやかぶれの原因に。説明書に記載された時間内で染まりきらないときは、同じ工程を二度繰り返すようにしてください。

●へアカラーが付着してもいいよう首にタオルを巻き、ケープをかける。部分染めをする場合
●室温を20℃以上に設定。
●へアカラーが付いても落としゃすいよう、コールドクリームを顔周りやえりあしに塗る。

●手袋をして、指で2剤を混ぜる。
●指でつまんで、白髪の部分にもみこむように塗布。
●10分ほどおいて、シャンプーしてへアカラ1剤を流す。●染まりが悪い場合は、長時間おかず、同じ工程を再度繰り返す。

★へアマニキュアタイプ

キューティクルの表面や内部を覆って色をのせるタイプ。ダメージの気になる人、生え際の白髪をカバーしたい人向き。内部に浸透するわけではないので髪色を明るくすることはできませんが、髪を傷めず2~3週間、白髪をカバーします。サロンで白髪染めやカラーリングをしても、2、3週間もすると、分け目や生え際に白髪が出てきます。こうした生え際の白髪には、新しく伸びた部分だけに色を乗せるリタッチタイプのへアマニキュアを。外出前などに手軽に使え、重宝します。ただ、地肌につくととれにくいので注意が必要です。

★カラートリートメントタイプ

トリートメントにカラー剤が含まれているタイプ。キューティクルの表面に付着して色をのせます。脱色効果はないので、色は明るくなりません。髪や地肌を傷めず、素手で使える使い勝手のよさが魅力。髪にダメージを与えたくない人、地肌が敏感な人向き。

★サロンでできること

サロンでは、まだ白髪が少ない状態なら、白髪を目立たなくさせるカラー剤やスタイルを提案してくれます。

たとえば、白髪、だけを髪を傷めずに染める、植物由来のへナや香草カラーのほか、ハイライトを細い筋状に入れていくウィーピングで、伸びてきた白髪と他の髪との境い目を目立たせない、といった方法があります。なお、白髪のほうが多い状態になってくると、どうしても暗めの色で染め、白髪をごまかそうとしてしまいがち。

しかし、ダークすぎる色味は若さを奪い、老け込んだ印象に。いったん生え始めた白髪は、なくなることはないのですから、いかに上手に付き合っていくかが、ポイントになってきます。

もともとの髪色ではなく、あえて白髪のトーンに合わせて髪色を9~10レベルに明るくしたり、栗色のカラーを使って白髪の部分にメッシュが入るようにしたりするのも、白髪だからこそできるカラーリングです。

また、分け目をつくらない前髪なら、白髪染めの回数も少なくて済みます。まとめ髪をするときは、生え際の白髪を目立たせないよう、顔周りの髪はおろしておきましょう。